オンライン水彩画ワークショップに参加するために必要な画材

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私は現在、初心者向けにストアカで水彩画のワークショップを開催しています。

私の開催するオンライン水彩画ワークショップでは、以下の画材を使用します。
全て初心者の方が使いやすく、リーズナブルに手に入る画材を厳選してまとめています。
もし手元になければこのページにある画材一覧からご購入いただけますので参考にしてくださいね!

必ずご用意ください
・鉛筆 
・消しゴム
・水彩絵の具(12~24色)
・パレット 
・筆洗
・雑巾
・丸筆(大小2本)
・水彩紙
・練習用の紙(100均スケッチブックなど)
・マスキングテープ

あると作業がスムーズです
・木製パネル
・ドライヤー

講座の内容によっては必要
・アクリル絵の具 白
・マスキングインク
・ティッシュペーパー
・メラミンスポンジ
・綿棒
・色鉛筆

必ず用意していただく画材

・鉛筆 消しゴム

初心者向けワークショップでは下描きの図案をご用意しています。
その場合、当日までに水彩紙に下絵を写しておいていただくのですが
写すときに鉛筆が必要になる場合があります。
詳しくはワークショップの下準備をご覧ください

鉛筆は2Bや4Bなどの芯の柔らかいものをご用意ください。
鉛筆、消しゴムともにメーカーは問いません。



・水彩絵の具(12~24色)

水彩絵の具は「透明水彩絵の具」と謳われた商品をご用意いただくと水彩技法がきれいに仕上がります。
24色あると使い勝手が良いですが、12色でも18色でも構いません。
メーカーも問いませんが、100均の水彩絵の具はかなり仕上がりに違いが出ますのでおすすめしません。

初心者におすすめは「ホルベイン透明水彩絵の具」です。


・パレット

絵の具を解くパレットが必要です。
透明水彩絵の具の場合は事前にパレットに入れてしまっても大丈夫です。
「マイパレットの作り方」はこちら 
お手持ちの絵の具セットの数が入る仕切りがあるといいと思います。

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・水彩紙

一番水彩画の仕上がりを左右すると言っても過言ではないのが紙です。
「水彩紙」を使わないと思ったような水彩の効果が得られません。
紙は必ず「水彩紙(Watercolor Paper)」と書いてあるものを用意しましょう。
画用紙などでは水彩絵の具の特徴が生かせないだけでなく
水彩絵の具でできるはずの技法が出せず残念な仕上がりになってしまいます。

サイズはF0(180㎜×140㎜)からSM(227㎜×158㎜)あたりを選んでいただければと思います。
大体B5(257㎜×182㎜)に収まるくらいのサイズ感になります。

水彩紙は原料やメーカーによってピンキリですが、
仕上がりも美しくお値段の良心的な以下の水彩紙は初心者にもおすすめです。

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・練習用の紙(100均スケッチブックなど)

講座の中では水彩紙に塗る前に色を確かめたり、塗り方を練習してみることがあります。
そのために必要な練習用の紙なので、どんな紙でも構いません。
絵の具を塗るので、100均の厚めの紙のスケッチブックなどでいいと思います。


・筆(大中小3本)

私の初心者向け水彩講座では紙のサイズがSMを推奨しています。
SMサイズを描く場合、筆は大中小の3本ほどあると便利です。
初心者にもおススメはホルベインやナムラで出している水彩筆です。

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以下の筆も4号の小さいサイズですが、かなり先が利きます。
先が利くというのは細かい部分が描きやすい、細い線が描きやすい、小回りが利くということで
1本あると細かい部分を描くときに便利なのでご紹介しておきます。


・筆洗

筆を洗う筆洗をご用意ください。
講座中に紙に水を引くことがあるので、筆を洗う部分とキレイな水を使える部分の
2か所に分かれているものだと使いやすいです。


・雑巾

水分をコントロールしながら塗っていく水彩絵の具には筆の水分をとる雑巾が不可欠です。
1枚用意しておくと重宝します。


・マスキングテープ

絵の具を塗るときに水でぬらしていくと、水分で紙がゆがんだり丸まったりします。
それをできるだけ描きやすくするために、テーブルや木製パネルに水彩紙をあらかじめ
テープで貼っておきます。
100均の可愛いクラフトテープはすぐ取れてしまうのでおすすめしません。
100均でも塗装のために使うものの方が粘着力があって良いです。
事前準備のページで使い方をご確認ください

ブロックタイプの紙を買った方は貼り付ける必要がありません。

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あると作業がスムーズなもの

・木製パネル

絵の具で塗るとき、塗っていると紙が波打ったり丸まったりします。
それらを防ぐために、マスキングテープや水張りテープで貼り付けるのですが、
どこに貼るのかというとこういった木製のパネルです。

これに貼っておけば移動や角度を変えて描くこともできるので便利です。
私の講座ではSMサイズの紙を使うので、A4やF4サイズのパネルがあるとちょうどよいです。

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・ドライヤー

絵の具を途中で乾かすのに使います。
なければもちろん自然乾燥で大丈夫です。

講座の内容によっては必要なもの

・アクリル絵の具 白

講座の内容によってはアクリル絵の具の白を使って明るいところを描くことがあります。
水彩絵の具の白はあまり色が出ないので、こちらを1本持っておくと便利です。


・マスキングインク
講座の内容によっては絵の具を塗る前にマスキングをする場合があります。
マスキングインクは塗ったところだけ色が付かず、乾くとゴムのようにはがれます。
ホルベインのマスキングインクはペンタイプなのが便利です。


・メラミンスポンジ

講座の内容によっては絵の具を塗った後にスポンジで絵の具をとる
「リフトアウト」という技法をすることがあります。
メラミンスポンジはしっかり絵の具絵をとってくれるので持っておくと便利です。

おすすめしない画材

初心者でこれから水彩画を始める方もいるかと思います。

専門の画材はお値段が張るのでできれば安く抑えたいと思う方もいらっしゃると思います。
画材もお値段がピンキリですが、一番おすすめしないのが全部100均でそろえてしまうことです。

100均に勤めている方がいらっしゃったら申し訳ないのですが・・
色々使って検証してみた結果、水彩画関連に関しては100均の画材は全く機能しません・・。
(個人的な感想ですが)

描ければいいじゃないか、と思われる方もいるかもしれませんが、
絵の具は「これが水彩画の美しさだよね」というにじみやグラデーションなどの
水彩画独特の技法がほぼ出ないですし、色の発色も良くありません。
紙や筆に関しても水彩絵の具の楽しさを味わえるような描き心地は無いと言っていいです。

どうしてもできるだけ安く揃えたいという場合は
ぺんてるやサクラクレパスから出てる学童絵具をおすすめします。

これらの絵具は水彩のように水にも溶けるし厚塗りで重ねることもできる、という
子供の「心のままに表現する元気な絵画制作」にピッタリの優秀な絵の具です。

発色もいいですし、マットな質感にはなりますが水彩の技法も使えます。
ちょっと色数が少ないのと原色で子供っぽい色がそろっているのでそこは好みかと思いますが。

水彩ワークショップで水彩画がどんなものか確かめたいという方は、ぜひ上記でおすすめした画材を
手に取って頂き、水彩画の楽しさを味わってほしいと思います。

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